会計知識が必要だと言われることが多いフリーエンジニアですが、会計にまつわる知識には主に経理や営業、投資、システム開発という大きく分けて四つの種類が挙げられます。この四つの中で、フリーエンジニアに重要な知識は、経理と営業です。

なぜ経理の知識が必要なのかというと、会計ソフトを作ることになったら知識がある方が作りやすいからです。減損会計のオプション機能を作る場合など、経理の知識を身に付けておけば、専門用語やその意味を知っているため、それほど悩まずに作ることができるでしょう。営業の知識が必要な理由は、フリーエンジニアを派遣する立場になった場合や自ら仕事をとってくる場合に生かすことが出来るからです。投資やシステム開発の知識は、場合によっては必要になります。売買に直結している基幹業務のシステムを扱う際は、関連する知識があると助かるでしょう。

これらの知識は、自分自身で参考書を購入し、独学で学ぶことも可能です。独学だと自分のペースに合わせて空いた時間に、いつでもどこでも勉強できます。他に学ぶ方法としては講習があります。講習の場合、実践などを交えながら会計知識に詳しい人に教えてもらえる場合があるので、より効率的に学ぶことができるでしょう。分からないところや苦手なところは、すぐに聞くことも可能です。実際に仕事を行いながら、わからない時に相談できるサービスを利用するのも良いでしょう。より活躍するためには知識を豊富に持っておくほど有利なのです。